さ 《 さ し す せ そ 》 |
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最小絞り |
レンズでセットできる開口が最小のF値。35ミリ判レンズではF16からF32ほどで、中判、大判カメラ用レンズではさらに絞ることができるレンズもあるようだ。 |
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サイコロ |
スタジオ撮影時に使うサイコロ状(立方体)の木箱のこと。商品を乗せる台にしたり、踏み台にしたりとさまざまな使い方をする。大きさもさまざまで、数個を組み合わせて使ったりとスタジオになくてはならない道具である。 |
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三原色 |
ヤング・ヘルムホルツの三原色説に基づくもので、全ての色は基本となる3つの色の組み合わせで作り出すことができるというものである。光の場合はブルー、グリーン、レッドの3色、色材の場合はイエロー、マゼンタ、シアンの3色がこれに相当し、それぞれは捕色の関係にある。 |
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サービスプリント |
現像と同時に上がってくるプリントをサービスプリントという。自動プリンターで焼かれるため、すべての色が均等に焼かれる。 |
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三脚 |
記念撮影などカメラを固定して撮影する場合に必要になる道具。 |
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し 《 さ し す せ そ 》 |
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シャッタースピード |
シャッター(幕)が開いてフィルムに光を当てている間の時間。シャッタースピードが速いと被写体の動きを止めてみせることができるし、長ければ動きがぶれて動感を出すことができる。 |
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絞り |
光の直径をコントロールする装置。絞りバネを動かすことで光の通る穴の大きさを変える。 |
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絞り優先AE |
絞りをセットしてシャッターを押すと、カメラが測光値とフィルムの感度にもとづいて適正露出になるようにシャッター速度を自動的に調整する方式の自動露出。 |
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紫外線 |
可視光線の、青のスペクトルの外にある短い波長の電磁波で、光の一種であるが目に見えない。写真に関係するのは400〜320ナノメートルの範囲にある近紫外線である。紫外線量の多い海岸や山岳、雪のある場所やモヤのかかった日は紫外線量が多く、撮影すると、カラー写真では青カブリを起こすことがあり、UVフィルターなどを使ってこれをカットする必要が生じる。 |
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4×5(シノゴ) |
フィルムサイズが4×5インチで、大型カメラの中では一番ポピュラーなサイズのカメラ。フィルムのサイズは写真のキャビネと同じ。 |
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写真の日 |
昭和26年に日本独自に制定したものであり、日本人によって初めて日本人の肖像写真が撮影された日を天保12年6月1日と推定し、これを記念して6月1日を写真の日と制定した。 |
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視線入力 |
目の動きを読みとってフォーカス位置などを指定する機能。(キャノン) |
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視度補正機能 |
ファインダー視野の結像距離を変更することで、個人の視力に合わせて結像位置を決められる機能。 |
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視野率(%) |
実際にフィルムに写る画像が、どれくらいの範囲をファインダーで見られるかを示す数値。 |
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周辺光量 |
画面の周辺(特に四隅)が暗くなることを周辺光量の低下、周辺光量落ちなどという。外側から入る光はレンズに斜めに入るため、正面から入る光よりも暗くなる。 |
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焦点距離 |
レンズの後端から焦点が合うまでの距離をいう。 |
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す 《 さ し す せ そ 》 |
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スナップ写真 |
街角で気ままに、そのときの事象をすばやく撮影することをスナップショットという。 素早く構えて撃つ(英語では撃つのも写すのもshootという) |
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ズーム(ズーミング) |
ズームレンズの焦点距離を変換するリングを前後させ、連続的に焦点距離を変化させることをズーム(ズーミング)という。 |
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スポットAF |
一点測距のこと。自分の思ったところに確実にピントを合わせたい場合はスポットAFにする。 |
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スポット測光 |
画面の一点部分だけの露出を計ることのできるモード。たとえ逆光であっても、確実に露出を合わせたい部分の光量を計測できる。 |
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スポーツ写真 |
あらゆるスポーツ競技の経過や瞬間の技などを捉えた写真であり、多くは報道の目的に使用されるが、記録的な意義も大きく、世界大会やオリンピックなどでは全競技の記録が残される。 |
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ズーム比 |
ズームレンズで、最長焦点距離を最短焦点距離で割った値をズーム比という。 |
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ステップ |
AEカメラで露出を補正する場合、露出補正ダイヤルを回して行うが、この露出補正の1メモリ動かして動く補正の幅。 |
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ストロボ |
エレクトロフラッシュともいう、ガラス管の中にクセノンガスを封入し、ここに電圧をかけたときに起こる発光現象を利用した照明装置。 |
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スリーブ仕上げ |
ポジフィルムを、スライドマウントにはめ込まず、ネガフィルムと同じ6コマ切りにしてもらうこと。 |
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せ 《 さ し す せ そ 》 |
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センサー |
センサーとは何らかの変化を感知して動作するものの総称であり、カメラには露出を測る測光センサーやオートフォーカス用の測距センサー(いずれも明るさを検知)などが組み込まれている。 |
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セルフタイマー |
シャッターボタンを押してから5〜10秒後程度に実際にシャッターが切れる。記念写真用に付けられた機能 |
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生活防水 |
生活防水は防まつ仕様ともいい、少しの雨や水がかかっても平気だということ。水の中に入れると、水圧がかかり内部に水が混入するので水中カメラ的な使用は出来ない。 |
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そ 《 さ し す せ そ 》 |
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像面湾曲 |
ピント位置が画面の中心と周辺で違うこと。「像の平坦性が悪い」などと言うと、エラソーに見える。遠景風景や平面複写など平坦な被写体を、像面湾曲の大きいレンズで撮るのは避けた方がよいが、ポートレートなど立体物では像面湾曲は気にならないのである。 |
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測光値 |
被写体の明るさを測り、カメラの露出に置き換えて指示された値。すなわちシャッター速度と絞り値の組み合わせのこと。 |
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増感・減感 |
たとえば手元にISO100のフィルムしかないのに夜景を手持ちで撮りたい場合、フィルムをISO400として使い、後で増感現像を頼む。その逆が減感。 |
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