な          《          》

 内面反射
強い光が、レンズの表面やコバ面、鏡胴内面及び、カメラ内面で反射すること。こういった反射光が画面内に入ると余分な光がフィルムに当たることになり、画面全体にかぶりを生じ、コントラストが低下して画質劣化の原因となる。

 軟調
フィルムやプリントに再現される明暗差が小さいこと。階調変化が緩やかで、フラットな調子になり、柔らかい画像であるとか、眠い画像などといい、硬調だと明暗の差が大きくハイライト部からシャドー部にかけてのトーンが急激に変化し、硬い画像といわれる。

 中抜け
ピントが被写体ではなく、背景に合ってしまうこと。

 

 に          《          》

 二眼レフカメラ
ほぼ同じレンズを2本使い、一方を撮影用に、もう一方をファインダー用に使うカメラ形態のこと。

 二重露出(多重露出)
1コマの画面に2回露出を与える撮影テクニックのこと。今のカメラはワンカットに1回だけ露出するように安全装置がついているが、二重露出する場合はこれを解除してフィルムを巻き上げずにシャッターだけをチャージできるようにしたもの。

 二線ボケ
直線的な被写体のボケにおいて、両サイドのエッジが強く2本の線に見えてしまうようなボケを言う。背景に長い草やまっすぐな木などがあるとよく見られるボケであるが、たくさんあると見苦しくなりがちであり、ボケとしては見苦しい分類に属し、嫌われている。

 日中シンクロ
逆光などで被写体が影になってしまうような場合、ストロボを発光させて被写体の光量を背景と大体同じに(シンクロ)撮影することをいう。

 

 ぬ          《          》

 ヌード写真
人間の裸体を被写体とした写真のこと。鑑賞の対象として、柔らかく美しい肢体を持った女性の裸体を写したものが多く撮影されているが、男性の肉体美をテーマにしたものもあり、女性または男性らしい魅力や官能美を表現した裸体写真の全般を指す。

 

 

 ね          《          》

 ネイチャーフォト
地上および水中に存在する人工物以外のもの全てを被写体とした写真のこと。

 ネガフィルム
撮影によってネガ像(反転画像)が得られるフィルム。ラチチュード(露出幅)が広いため、多少露出が違っていてもプリント時に補正できる。また、粒状性も良くなり、事実上ISO400の高感度フィルムが常用フィルムとなった観がある。

 

 の           《          》

 ノーファインダー
スナップ撮影などで、カメラのファインダーを覗かずに撮影する撮影方法のこと。被写体に気付かれずに写したり、祭りなどの人混みでファインダーを見ることができないとき、カメラを高く掲げて人混みを避けて撮影するのに有効で、撮影には広い画角と深い被写界深度を持つ広角レンズが使用される。

 濃度
現像後の写真の黒さのこと。