さ          《          》

 再生
 記録保存した画像などをその場で液晶モニターで見ることが出来ます。

 最小絞り
 レンズでセットできる開口が最小のF値。35ミリ判レンズではF16からF32ほどで、中判、大判カメラ用レンズではさらに絞ることができるレンズもあるようだ。

 撮影倍率
 被写体が撮像センサー上に投影された場合の被写体と投影像の大きさの比をいいます。0.5倍の場合-1:2、等倍の場合-1:1。

 撮像感度
 デジタルカメラの感度のことで、ISO感度を利用して表記している場合がほとんどです。

 サイコロ
 スタジオ撮影時に使うサイコロ状(立方体)の木箱のこと。商品を乗せる台にしたり、踏み台にしたりとさまざまな使い方をする。大きさもさまざまで、数個を組み合わせて使ったりとスタジオになくてはならない道具である。

 三脚
 記念撮影や望遠レンズなど、カメラを固定して撮影する場合に必要になる道具。

 削除
 消去ともいいます。撮影した画像が不必要な場合は、いつでも削除できます。ただし一度削除した画像は、二度と元には戻りませんので削除する前は、注意が必要です。

 し          《          》

 シャッタースピード
 シャッター(幕)が開いてCCDに光を当てている間の時間。シャッタースピードが速いと被写体の動きを止めてみせることができるし、長ければ動きがぶれて動感を出すことができる。

 シャッターラグ
 シャッターボタンを押してから実際に写真が撮れるまでの時間のこと。シャッタータイムラグ。 現在はかなり良くなっているが古いデジタルカメラではシャッターラグがかなり大きいものもある。

 CCD 
 (ChargedCoupled Device) 一つ数ミクロンという小さなセンサーが平面に並んでいる。銀塩カメラのフィルムにあたるもので、ここで捉えた光(像)を電気信号に変える。一般的に使われているセンサー。
   

 CMOS
 (Complementary Metal-Oxide Semiconductor)銀塩カメラのフィルムにあたるもので、ここで捉えた光(像)を電気信号に変える。センサーの中では、消費電力が少ないというメリットがありますが、写真として利用するにはノイズが多いという致命的な欠点がありました。ですが、最近、システムの向上によりノイズを低減する技術が確立され、製造コストもCCDに比べ安価ということで、D2Xをはじめデジタル一眼レフにも採用されています。 

 絞り
 光の直径をコントロールする装置。絞りバネを動かすことで光の通る穴の大きさを変える。

 紫外線
 可視光線の、青のスペクトルの外にある短い波長の電磁波で、光の一種であるが目に見えない。写真に関係するのは400〜320ナノメートルの範囲にある近紫外線である。紫外線量の多い海岸や山岳、雪のある場所やモヤのかかった日は紫外線量が多く、撮影すると、カラー写真では青カブリを起こすことがあり、UVフィルターなどを使ってこれをカットする必要が生じる。

 視線入力
 目の動きを読みとってフォーカス位置などを指定する機能。

 視度補正機能
 ファインダー視野の結像距離を変更することで、個人の視力に合わせて結像位置を決められる機能。

 視野率(%)
 実際にフィルムに写る画像が、どれくらいの範囲をファインダーで見られるかを示す数値。

 周辺光量
 画面の周辺(特に四隅)が暗くなることを周辺光量の低下、周辺光量落ちなどという。外側から入る光はレンズに斜めに入るため、正面から入る光よりも暗くなる。

 JPEG保存
 一般的にJPEG画像は、データ量が少なく、限られたスペースに保存する場合は向いているように思われる。が、量が少ないのは、画像のこまかな部分を間引いて(圧縮)して保存するためで、RAWと比べてかなり無理の利かない画像になっている。また保存を繰り返すと劣化してしまうのも欠点です。

 焦点距離
 レンズの後端から焦点が合うまでの距離をいう。

 す          《          》

 スーパーCCDハニカムSRU
 富士フォトイメージングが開発した、新しい発想のデジカメ用撮像素子。感度を上げるS画素と、ダイナミックレンジを広げるR画素の2種類の画素を使い分けることによって、感度とダイナミックレンジの両立を図った撮像素子である。このS画素、R画素ともに8角形のハニカム構造をしていて、それ自体が光の吸収率が高い。

 スナップ写真
 街角で気ままに、そのときの事象をすばやく撮影することをスナップショットという。
素早く構えて撃つ(英語では撃つのも写すのもshootという)

 ズーム(ズーミング)
ズームレンズの焦点距離を変換するリングを前後させ、連続的に焦点距離を変化させることをズーム(ズーミング)という。

 スポットAF
一点測距のこと。自分の思ったところに確実にピントを合わせたい場合はスポットAFにする。

 スポット測光
画面の一点部分だけの露出を計ることのできるモード。たとえ逆光であっても、確実に露出を合わせたい部分の光量を計測できる。

 スポーツ写真
あらゆるスポーツ競技の経過や瞬間の技などを捉えた写真であり、多くは報道の目的に使用されるが、記録的な意義も大きく、世界大会やオリンピックなどでは全競技の記録が残される。

 ズーム比
 ズームレンズで、最長焦点距離を最短焦点距離で割った値をズーム比という。

 ステップ
 AEカメラで露出を補正する場合、露出補正ダイヤルを回して行うが、この露出補正の1メモリ動かして動く補正の幅。

 ストロボ
 エレクトロフラッシュともいう、ガラス管の中にクセノンガスを封入し、ここに電圧をかけたときに起こる発光現象を利用した照明装置。

 スリーブ仕上げ
 ポジフィルムを、スライドマウントにはめ込まず、ネガフィルムと同じ6コマ切りにしてもらうこと。

 せ          《          》

 センサー
センサーとは何らかの変化を感知して動作するものの総称であり、カメラには露出を測る測光センサーやオートフォーカス用の測距センサー(いずれも明るさを検知)などが組み込まれている。

 セルフタイマー
 シャッターボタンを押してから5〜10秒後程度に実際にシャッターが切れる。おもに記念写真用に付けられた機能だが、望遠レンズ等を三脚に付けて撮影する際も手ぶれを防ぐために使用することがある。




 そ          《          》

 像面湾曲
ピント位置が画面の中心と周辺で違うこと。「像の平坦性が悪い」などと言うと、エラソーに見える。遠景風景や平面複写など平坦な被写体を、像面湾曲の大きいレンズで撮るのは避けた方がよいが、ポートレートなど立体物では像面湾曲は気にならないのである。