ま          《          》

 マイクロドライブ
 CFカードと同じように使える小さなハードディスク。プラッタと呼ばれるデータを記録する金属の円盤が回転し、アクセスアームの先端に付いたヘッドで読み書きを行う。読み書き中の振動に注意が必要だがCFカードに比べ大容量のものが比較的安値で入りコストパフォーマンスは高い。

 マイナス補正
AE撮影時にカメラの判定した露出値より意図的に露出を少なくして撮影することで、プラス補正とは逆の意味を持つ言葉。

 マウント
一般的には写真用の台紙やスライド用の枠のことを意味するが、一眼レフカメラなどレンズ交換可能なカメラと併せて使用される場合は、ボディとレンズの着脱用の座板のことをいう。

 幕速
フォーカルプレンシャッターのシャッター幕が、フィルムの直前を走行する速度のこと。

 マクロレンズ
近接撮影用のレンズで、最短撮影距離を短くする設計のもとに作られている。普通のレンズよりも最短撮影距離が非常に短くなるようになっていて、近接撮影で最高の描写が得られるようになっている。等倍あるいは1/2倍まで近接撮影できるものが多い。かといって近接撮影専用と言うわけではなく通常の撮影にも使うことができる。

 マグ二ファイヤー
拡大鏡のこと。ファインダー接眼部に取り付けてフォーカシングスクリーンの中心部の像を拡大し、精密な焦点調節を行うときに使用する。

 マクロ機構
最短撮影距離が長いズームレンズで、一部のレンズの位置を移動して通常の最短撮影距離より被写体に接近できるようにする機構のこと。
マクロ機構付きレンズイコールマクロレンズではない。

 み          《          》

 ミラーレンズ
光学系に凹面の反射鏡を用いたレンズのことで、レフレックスレンズともいう。

 ミラーアップ
一眼レフカメラでは、シャッターのレリーズと同時にミラーが跳ね上がる構造になっているが、跳ね上がったミラーの衝撃によりカメラが振動する。この振動を防ぐため、レリーズ時にシャッター幕だけを走行させる機構のこと。

 ミックス光
 日常の生活空間での光源には、太陽光や蛍光灯、電灯光などさまざまな光源が存在しています。その状態をミックス光と言う。

 

 

 む          《          》

 無限遠(∞)
被写体がレンズにとって無限に遠いと見なせる距離にある状態のこと。広角レンズでは無限と見なせる距離であるのに、望遠レンズにとってはピント合わせが必要な場合は、結構ある。

 

 

 め          《          》

 明暗比
主に被写体の最も明るい部分と暗い部分の比率をいうが、写された映像の明暗を表す時にも使用される。撮影時に明暗比が大きいとコントラストの高い画像になり、小さければコントラストの低いフラットな画像となる。

 目線
視線のことを意味する言葉で、写される人物の目が向いている方向のことをいう。ポートレート撮影などで、「目線をちょうだい」などと使う写真の業界用語。

 メモリ効果
 充電式の電池を使い切らないうちに再び充電すると、見かけ上の容量が低下してしまう現象のこと。特にニッカド電池で発生します。充電器に放電機能があれば放電を行ってから充電するようにすればメモリ効果の発生は抑えられる。なお、リチウムイオン電池では、メモリ効果はほとんどありません。

 メモリースティック
 ソニーが1997年に開発したメモリーカードの規格です。同社のデジタルカメラに付け使用する。

 も          《          》

 モード
方式や形式を意味する言葉で、写真用語では絞り優先モード、シャッター速度優先モード、AFモードなどのような使われ方をする。また、同じモードでも、撮影分野の中のファッション写真の一部をモード写真という。

 モノクローム
光が当たったところとそうでないところの差を、一つの色の濃度差で表した写真のことを意味する言葉。通常デジタルでは使われないが、イメージ効果のため使うことがある。(1色効果ともいう)

 モアレ
 規則正しく並んだパターンの繰り返しが、ある条件で2枚重なると渦巻状の模様になってしまう現象のこと。撮像センサーの前にローパスフィルターを配することで緩和できます。

 モスキートノイズ
 jpeg画像で圧縮率を高めていくと特有のノイズが発生しますが、このうち「まるで蚊が飛んでいるようなモヤモヤとしたノイズ」

 モニター視野率
 実際に撮影される画像の範囲に対してモニターで表示される範囲が何パーセントであるか示した数値のこと。